スケッチ・オブ・ミャークの編集2010/05/10 02:20

今日、全貌が見えるところまで繋いだ。編集中、どれだけ沢山の涙が流れたであろうか。結果は神のみぞ知る、だけれども、とてつもない傑作に触っている感触が確かなものとしてある。あくまでも結果は僕の知るところではないのだけれども、この作品はモンスターであるようだ。そう、何度も何度も感じてきた。宮古島の神様の映画。携わらせて頂けて本当に感謝。まだ終わっていない。最後まで只、良い作品になるよう努めようと思う。

インビクタス2010/02/16 01:40

今日、吉祥寺の映画館でクリント・イーストウッドの新作「インビクタス」を観た。素晴らしく美しい映画だった。映画の最初から美しい空気に自分の身が包み込まれているような、まるで清らかな美しいミサに立ち会っているかのような映画であった。70代を迎えたイーストウッドがたどり着いた、そして不幸な現代を憂い、何かを伝えなければならない、そんな境地の元に紡ぎだした映画だと思う。信じていい映画なんてそれほどあるわけではないけど、信じて良い、そう思わせてくれる信じて良い映画がこれで、信じて良い素晴らしい人がクリント・イーストウッドだと思う。

与世山澄子2010/02/05 21:25

先週から今週にかけて映画SoMの次作の為に宮古に取材に行き、帰りにSoMの営業の為、那覇に数日滞在した。次作の話はまたいずれさせて頂こうと思うのだけれど、那覇滞在を予定より一晩延ばしてようやく十数年越しに念願のインタリュードへ行ってきた。ジャズ歌手、与世山澄子が経営し、歌う、本土復帰の年にできた品のある小さくて温かな、赤いラウンジ。そこで聴いた彼女と香村英史のピアノ演奏が素晴らしかった。指先でジャズと感情と音楽の神様を手探りで確かめていくような、今までに感じたことの無い香村英史の素晴らしいピアノが2曲続いたあと、それまでカウンターの中に立っていた与世山澄子が客席を通り抜け、小さな小さなステージに登場した。そして柔らかな物腰から一転、歌い始めた与世山澄子の目と声にまるで迷いは無く、ジャズを歌う悲しみと喜びが何十年という歳月をかけて熟し、そこに立っているかのような、そんな世界が、数時間店を浸した。こんな本物が日本にいるのだ。与世山澄子を知る人は与世山澄子の絶頂期をいつと置くのだろう。2日前に僕が観た彼女は今が絶頂期である。

明後日宮古を去る2009/12/12 05:07

長い長い2ヶ月の滞在。 宮古が体中に染み渡ったような気がしている。 結局今回も取材をし続ける日々であった。 帰って、島で撮った120本の60分テープと格闘だ。 東京に場を移してまた宮古にどっぷりと浸かることになる。 失敗作になることへの恐怖を感じつつも、 どこか心はしっかりとしている。 あらゆるものを気にせず、 ただ自分の考えうる、感じる最良の作品に仕上げ、 世のなかに出しましょう。

SoM最終取材2009/11/18 00:05

随分ブログに間を空けてしまいました。8月に東京に戻り、先月中旬から宮古にまた来ています。今回を最後の取材とする予定。マックとハードディスクを持ち込み、編集もこちらで進めながら。だけどどんどん色んなものが映画に入り込んでいる。この小さな島から止めどなく沢山の情報が沸き出てくる。作品はおのずと密度の濃い大作に向って進んでいくようだ。悩みも多いが幸福である。

そしてまた2009/07/29 01:03

宮古での取材は、東京での音楽祭に参加するお婆たち宮古の人たちとともに7月16日東京入り。18日から20日まで続いた宮古島の神歌と古謡のコンサートは素晴らしいものであった。多くのお客さんが感動を覚え帰っていったようだ。映画は現地での彼ら、唄の現場とともにコンサートにまつわるシーンをミックスし構成。島での取材はさらに続く。音楽は、唄は、どこからやってきてどこへ向っていくのだろうか、といった具合に東京で10日間程過したのち、昨日また宮古に入る。ああ、また来た、という感じは無く、ずっと持続してこの島にいる感じ。素材はおそらく三分の二以上撮れている。けれどもまだ遠い感じがする。だけど着実に良い方向に向っている。とにかく素晴らしい作品を提供できるよう、祈り、頑張りたい。

取材快調2009/07/07 00:20

宮古島での取材がここ数日で歯車が合ってきた。いい感じである。島の老人達が主な出演者だ。真実や神様に触れる日々。この作品に出会えたことを深く感謝したい。
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